[京都]お米を中心に農家とまちの人を結びたい!継続発信して売上を伸ばす自然食材店[会社設立]

昨年同月比で116%達成

株式会社江口経営センター/越後増販情報センター洲崎直人(新潟県長岡市)

最近の周辺市町村合併により本州日本海側初の政令指定都市となった新潟市は、日本の大都市として認められ、さらなる地域経済が活性化されることが考えられます。その新潟市の中心地に位置し、下町情緒が残っている商店街の外れに「高取商店」はあります。

100年以上も続く老舗をどう存続させるか

なんと明治40年にかりんとう製造から始まり100年以上も続く老舗。現在3代目の高取さんは、米農家という利点を活かし、二反所有の田んぼで自家製造したおいしいお米を中心に、味噌、キムチ、露地野菜など自然の食材を販売しています。

 しかし近年は大型店の郊外進出や商店主の高齢化で閉店するところも多く、地元商店街で買い物する方が少なくなり、以前のような店の活気も薄れてきています。

高取さんは「このままではいけない」と思いながらも、どうやって自店の販促活動を進めていいかわからず、私と相談し対策を考えていきました。

自店の振返りと「増販の3原則」の徹底

最初に店舗を振り返り、何が特徴でどこが強みなのか明確にしました。衣料品、洗剤などの商品群を止め、お米や自店で製造している味噌やキムチ、惣菜などの商品に絞り込みました。

 そして、老舗という点やお米を昔ながらに丁寧に栽培しているところを強くおしらせするために、店内にみの笠や背負い籠、馬籠など昔の農具をレイアウトしました。こうして、お客様を迎える準備は整いました。

 まずは誘客です。「高取商店」という名前から何を取り扱っているお店かわからない、というお客様からの意見もありましたので、商品POPなどを店頭に貼り、通行人が入りやすいよう心掛けました。

 また店内でも、お米などに関する説明POPを掲示したり、購入していただいた方に自家製のキムチ等の案内チラシを配布したりと主力取扱商品の認知を広め、再来店してもらえるよう努力しました。

 さらに今までお米などを注文していただいたお客様の履歴から、100人程に”暑中見舞い”や”新米できました”などの内容のハガキを送付し、再注文を促しました。

 その結果、長い間ご注文のなかったお客様がハガキをご覧になり、再度注文された方が7~8人もいらっしゃいました。売上数値では、昨年同月比で116%に伸びたのです。

 反応があった時はうれしかったです。これをきっかけにお知らせすることの重要性を改めて認識し、今後も継続的にハガキを送っていこうと決意しました。

おひな祭りイベントを開催!

 ためしに3月には、”おひな祭り販売会”を計画しました。

 自店にて「高取商店」自慢のお米を使った「チラシ寿司」や「露地野菜」、野菜たっぷりの「トン汁」、「季節の手作り惣菜」や「手作りキムチ半額セール」などを用意し、お客様に来ていただきました。

 少しでもお客様に楽しんでもらえばと思って開催したイベントでしたが、狭い店に30~35人もきていただき、「おいしい」とか「またイベントをする際には声をかけて下さい」と喜んで帰っていただいたのが大変うれしかったです。

 お米やキムチの認知もされ、評価も受けているのもわかりましたので、それもまた自信につながりました。

今後の展開

 商品のさらなるこだわりを求めて、奥さんは農業大学校に行き米作りの勉強を、ご主人は野菜作りの勉強を行って自店製造の強化も行って行きます。

 そしてお客様からの希望から、今後行うイベントは”稲の種子まき体験”や”稲刈りと収穫祭”など体験していただくことをメインに企画しています。

「自然の食材にこだわり、自然の恵みの大切さを食を通して伝えて行きたいです!」と、やりたいことが盛りだくさんの奥さんは、目を輝かせています。

その思いを受け、イベントも定期的に行えるよう今後も支援していこうと思います。

 

 

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