[京都]毎月80名超を集客する会計事務所主催の勉強会[会社設立]

SNSを使って、集客や異業種交流も

税理士法人中野会計事務所所長/NPO法人ほっかいどう増販情報センター/どさんこ増販塾塾長 
中野幸一(北海道札幌市)

 「税理士法人中野会計事務所」は北海道の岩内、札幌、倶知安、岩見沢の4つの拠点で業務を展開しています。札幌事務所では「どさんこ増販塾」を毎月、開催しています。この「どさんこ増販塾」は、2005年にスタートしましたが、今では80名を超える参加者を数えるまでになりました。毎月80名の動員というのは、他には例を見ない大規模な勉強会にまで成長したと自負しています。

毎月開催するこの「どさんこ増販塾」のスケジュールは午後3時スタート、午後7時終了。その後懇親会を別会場に移して実施します。この懇親会の参加者は70名に及びます。
2007年秋からは、新たに4つの分科会を立ち上げました。ひとつはマーケティングの基本を勉強する分科会で、CTPTマーケティングの実施講座です。もうひとつは心理学の先生に講師をお願いしています。
増販塾の方は毎回、いろいろな増販像客事例を紹介したり、手法を学ぶ会ですが、この分科会は、マーケティングの基本をみんなで勉強します。最近になって増販塾に参加し始めた方にはこの分科会で基本を学んでいただくことをお勧めしています。さらに塾生の中から増販塾認定講師を選出し、講師をお願いし、ふたつの分科会をスタートさせました。コーチングの先生とビジュアルカウンセラーの先生です。今後も塾生から認定講師が誕生してくれるかもしれません。

札幌市内はマーケットも大きいですが同業者も多いです。相対的に見ると会計事務所の顧問先は全体としては減少傾向にあると思われます。しかし、札幌事業所は急成長しています。その核になっているのが「どさんこ増販塾」なのです。

とはいえ80名の集客が一朝一夕で実現したわけではありません。ここまで成長するにはさまざまな工夫をしてきました。塾生で事務所の顧問先ではありませんが「中野会計」のシンパのような経営者がいます。その会社で毎月1500通くらい出している請求書にセミナーの案内のチラシを入れさせてもらうのです。こんなことは顧問先でもやってくれません。人間関係が構築されているからお願いできることです。請求書にチラシを入れてくれている企業の経営者は以前からお客様に情報を提供したいと考えていたようです。そこで「こんなセミナーがあるんですよ」とチラシを見せたのです。うちにとっては新規開拓のためのチラシですが、経営者にとっては情報提供になるのです。

また、「どさんこ増販塾」ではアンケートの回収でもちょっとした工夫をしています。勉強会の進行スケジュールにアンケートの記入時間を10分程度とっているのです。それも最後にアンケート記入の時間を設定するのではなく、当日の勉強会の総括を20分ほど話す前にアンケート記入の時間を設けているのです。さらに、記入時には司会者がアンケートの文面を読み上げながら参加者に記入を促します。おかげさまでアンケートの回収率はほぼ100%です。

立ち上げた当初、集客は大変困難でした。しかし、流れがついてからはそれほど集客で苦労するという状況はなくなりました。当初は電話、メールで行っていた事務局からの連絡は現在、SNS(ソシアル・ネットワーク・サービス)を利用しています。具体的にはミクシィを使っているのですが、ツールとしては非常に有効です。ミクシィを使うことで塾生間のコミュニケーションが密になり一体感が生まれます。さらにネットワーク上から新たなビジネスが生まれることもあります。

会計事務所が主催するセミナー、勉強会、そしてその後の懇親会は、異業種交流会としての役割も担っているのですが「どさんこ増販塾」はこうした機能をSNSを使ってネット上で運営していると言えるのではないでしょうか。
中野会計のキャッチフレーズは「小才は縁に出会って縁に気付かず、中才は縁に気付いて縁を活かさず、大才は袖すりあった縁をも活かす」という柳生家の家訓です。人脈というのは実際に活かさなければ人脈とはいえません。また最近分かったことですが、人に正しくものを伝えると売上も伸びます。みなさんはいい商材を持っているのに正しく伝えられないから売れないのだと思います。ですから事務所のスタッフにもコミュニケーションの質が大切なのだと指導しています。

また、これは「どさんこ増販塾」とは関係ありませんが、札幌の事務所は税理士業務に限定しています。というのも、社労士業務を始めると、市内の社労士全員が競争相手になります。しかし、税理士業務に絞ることで、社労士と提携関係が構築できるのです。すると、お客様を紹介していただけるのです。
もちろんわれわれが紹介することもあります。これは行政書士でも同じです。札幌は市場が大きいので、より多くの人と連携をとりながら紹介していただける環境を作ることが大切だと考えてのことです。どさんこ増販塾は、今後どのように進化するのか、その青写真は考えていますが、実際にどうなるかは分かりません。予想もつかない成長が楽しみでもあるのです。

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